「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　野菜さらださんが「袈裟が好きな人、中身が好きな人」というエントリーを書かれています。
　見た目にとらわれる人が多い。事実ですね。僕自身、ついつい見た目に釣られてしまうこともしばしばです。
　その昔、僕のオヤジが兵庫県の城崎温泉という温泉町に行ったとき。友人数名で仲間の引っ越しを手伝った帰りに、みんなで風呂に入って美味しいものを食べよう、と温泉の玄関に入ったところ、仲居さんが眉間に皺を寄せながら「何ですか？裏に回ってください。」と言ったそうです。
　皆さんもちろん着替えを持っているわけですが、引っ越しを手伝って良いような服装をしていたわけです。だから、作業員か何かだと思ったようです。
　これは典型的な例ですが、それ以外にも80年代に僕の友人がVOLVOステーションワゴンで大阪の有名ホテルに乗り付けたところ、ベルボーイから「貨物はあっち」と言われたとか、いろいろありますね。
　僕はこの頃は、失礼な仲居だ、ベルボーイだ、なんて思っていましたが、誤解されない袈裟というのも必要なのだろうな、と思うようになりました。もちろん迎合するのではなく、です。
　さらださんのエントリーにあるように、名刺で判断する人は、それくらいしか判断に関する知識がないわけですから、ある意味でしょうがないのかな、と。
　また、大学の先生と聴いて態度が変わるのも、大学教授に対するイメージが先行するわけですよね。だから態度が変わる。こういったケースは決して少なくない（12/3修正）わけですね。
　僕自身、こういう方はあまり他人に興味がないのだろうな、と思っています。興味が限定されている、というべきでしょうか。
　あまり興味がないので、狭い範囲で知り合いたい人だけに興味を示す。だから、その外側だと判断した人はアウトオブ眼中。（古っ！！）
　僕は残念ながら、人に興味がありすぎるため、こういう判断をすることが出来ません。色々な人と話したいし、お話を聴きたいのでいつも時間が足りない。
　
　話が脱線しましたが、見た目が大事、というか、見た目も大事、というのが適切かも知れませんね。